はじめに|「いい工務店」なんて存在しない
家づくりを始めると、
ほとんどの人がこう考えます。
・評判のいい工務店
・腕のいい工務店
・失敗しない工務店
・信頼できる工務店
でも、
いきなり結論からお伝えすると、
「誰にとってもいい工務店」は存在しません。
存在するのは、
・あなたに合う工務店
・あなたに合わない工務店
この2種類だけです。

なぜ「相性」で失敗が決まるのか
家づくりの失敗の多くは、
施工ミスや欠陥が原因と思われがちですが、
半分正解で、半分不正解と言っても良いと思います。
・話が噛み合わない
・価値観がズレている
・優先順位が違う
・説明の前提が違う
実は、こうした相性のズレが、
あとからじわじわ効いてきます。
そして完成後に、
「こんなはずじゃなかった…」
という不満に変わります。
工務店には「思想」と「型」がある
すべての工務店には、
必ずその会社なりの“型”があります。
・何を一番大切にしているか
・どこにお金をかける会社か
・どこを削る会社か
・どこまで説明する会社か
これらは、
ホームページや施工事例だけでは分かりません。
でも、
ここがあなたの価値観とズレていると、
高確率で後悔します。
あなたに合わない工務店の典型パターン
まず、
「合わない工務店」の特徴からお伝えします。
① とにかく契約を急がせる会社
・今日決めてくれたら値引きします
・この土地、すぐなくなりますよ
・今月中なら特典つけます
こうした言葉が多い会社は、
あなたの人生設計よりも
自社の月次目標を優先しています。
相性は、
ほぼ合わないのではないでしょうか?
② メリットしか話さない会社
・デメリットを言わない
・リスクの話を避ける
・不利な比較をしない
こういう会社は、
あなたのためではなく
売るための説明をしています。
相性以前に、
危険かもしれません。
③ 仕様と価格の話しかしない会社
・断熱材はこれ
・窓はこれ
・坪単価はこれ
でも、
・なぜその仕様なのか
・あなたの暮らしとどう関係するのか
ここを説明しない会社は、
「思想」がありません。
このタイプとは、
長い付き合いはできないかもしれません。
あなたに合う工務店の特徴
では逆に、
「合う工務店」とはどんな会社でしょうか。
① いきなりプランを描かない会社
・まず資金計画
・次に暮らしの話
・最後に設計
この順番を守る会社は、
あなたの人生をベースに
家を考えているケースが多いはずです。
② やたらと止めてくる会社
・その土地、やめた方がいいです
・この間取り、後悔します
・その窓、無駄です
こう言われると
不安になりますよね。
でも実は、
これを言ってくれる会社は信頼できます。
売上よりも
あなたの将来を優先している証拠だからです。
③ 「やらない理由」をちゃんと説明する会社
・なぜこの仕様を採用しないのか
・なぜこの工法にしているのか
・なぜ安くしないのか
ここを論理的に説明できる会社は、
思想が明確です。
相性が合えば、
非常に心強いパートナーになります。

工務店選びは「スペック比較」ではない
多くの人が、
・UA値
・C値
・断熱材の種類
・坪単価
こうした数値と仕様で
工務店を比較しようとします。
でも、
これは本質ではありません。
本当に見るべきなのは、
・説明の一貫性
・質問への向き合い方
・あなたの話をどこまで聞くか
・都合の悪い話をするかどうか
こういった会社としての在り方です。
「正解の会社」ではなく「合う会社」を選ぶ
あなたが選ぶべきなのは、
・業界的に正しい会社
・SNSで評判のいい会社
ではありません。
あなたの価値観に合う会社です。
・予算の考え方
・性能への向き合い方
・デザインへの優先度
・家族への考え方
ここがズレていると、
どんなにいい家でも後悔します。
田村工務店は、万人向けではありません
正直に言います。
田村工務店は、
誰にでも合う工務店ではありません。
・年間3〜4棟しか建てない
・設計ルールが多い
・間取りに制限がある
・最初に資金計画を必須にしている
・断熱パネルの製造工場見学も推奨している
これを
「めんどくさい」と感じる方には、
おそらく合いません。
でも、
・暮らしを大切にしたい
・無理のない資金計画で建てたい
・性能を妥協したくない
・一生後悔しない家が欲しい
こう思っている方には、
相性がいいと思っています。
まとめ|家づくりは「相性のマッチング」
工務店選びは、
スペックや価格の勝負ではありません。
・価値観
・思想
・説明の仕方
・優先順位
ここが合うかどうかで、
家づくりの満足度はほぼ決まります。
だからこそ、
「いい工務店」ではなく
「あなたに合う工務店」を選ぶことが大切です。